問題集やプリントの選び方
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単元別に整理された問題集から取り組むのが大切

 高校受験対策として、まず思い浮かぶのは入試問題の過去問や模擬試験などだと思います。入試の形式と似たような、単元の枠を超えた総合問題的な問題を経験することも悪くはないのですが、これらの形式の問題はメインではなく、本番慣れのために使うという程度にしたほうが良いといえます。

 入試の本番形式に近い過去問や模擬試験などの演習の場合、その問題のなかで出題された部分の知識は復習等で確認することはできても、その問題がどの単元の知識を用いて解くべき問題なのかということが明瞭にはわかりにくいというデメリットがあります。

 また、取り組んだ過去問や模擬試験で問われた部分がそのまま受験で問われるとは限らないし、そもそも過去問や模擬試験は、中学で学ぶ学習内容を全て網羅したわけではないので、過去問や模擬試験で問われた部分を復習したとしても、例えば本番で別の知識が問われたり、別の形式の問題が出題されたりしたときに、うまく対応できなくなってしまうというデメリットも生じます。

 わかりやすく例えるなら、過去問や模擬試験ばかりをメインに勉強するだけでは「地図を持っていないのに島を探検している」ようなものです。そこで「探検に必要な地図」を自分の頭の中にインプットしておくことが重要になります。つまり、まずはそれぞれの教科の単元別に知識を整理する事が大切だという事です。

 したがって、中学3年間で学ぶ学習の中身を、まずは単元別に整理することが大切です。単元別に章立てされた問題集やプリントなどに取り組む事で、まずは「どの単元ではどのような問題が問われた」ということを確認し、細かい知識まで復習しておくという事が大切です。単元別の知識を固めたうえで、今度は入試に近い形式の過去問や模擬試験で本番に近い形式を経験するというのであれば悪くはないでしょう。

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