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自分の全体的な成績と、教科ごとの苦手分野、この2つを見極めることがまず大切
このサイトをご覧になっている人のなかには、得意教科と苦手教科の差が大きくて悩んでいる、という人も少なくないでしょう。あるいは、教科の中でも単元によって大きく成績の上下に差が出てしまうという人も少なくありません。
そのような場合、市販の問題集や参考書で苦手部分を補強しようと考えるのは良い事だと思います。ただし、この場合、全ての単元を網羅した問題集よりは、特定の分野に特化した問題集を探すことが大切です。全ての単元を網羅した問題集は高校受験には必須とはいえども、得意な単元と苦手な単元という、いわば「理解の到達度が違っている」ばらばらの分野を同じ問題集で済ませるということは難しいのではないかと思います。
たとえば、数学の空間図形や平面図形の部分が極端に苦手だという人は、数学の中でも図形の分野にポイントを絞った問題集、それも基本問題の復習からできる問題集を選択することが極めて有効です。これは他の教科、他の単元についても同じことが言えます。
要するに、自分の全体的な成績を見て、全部の単元が網羅された問題集を一つ選択しつつ、教科ごとの苦手分野が著しく現れている場合には、その単元について詳しく書かれている基本的な問題集を別に選択することが大切という事です。その意味では、自分の全体的な成績と、教科ごとの苦手分野、この2つを見極めることがまず大切になります。
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