問題集やプリントの選び方
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焦らずに基本問題から学力を固めていく

 学校の教材とは合わないと感じる人は、市販問題集などを使用して学力を伸ばす事を模索する事になるとは思いますが、市販問題集を活用した勉強にあたって陥りやすいのが、「難しい問題集に手を出してしまう」ということです。

 しかし、難しい問題集に取り組み始めても、基本問題が理解できなければ応用問題が出来るわけがありません。これは問題集を使った勉強に限らず、学習塾においても見られる現象です。受験対策と称して、早いうちから難しい問題を解かせようとする塾もあることは事実ですが、そのやり方で本当に生徒の学力が伸びているのかと考えたとき、実は逆に自分の勉強のペースが乱されて学力が思うように伸びないという悪循環に陥ってしまう人さえいます。塾に通い始めたのに成績が落ちてしまったという場合は多くの場合、ここに原因があるわけです。

 そのため、皆さんに考えてほしいのは、特に中学1,2年のうちは基本問題を大切にし、中学3年においても、受験生としてまずは基本問題の理解しきれていない部分をまずは固めていってから、応用問題に挑戦するということが大切です。

 従って、最初のうちは、応用問題は、入試問題のレベルを実感として、感覚としてつかむ程度にして、その上でまずは基本的な、簡単な部分の理解できていないところや、ミスなどをなくしていくということ、そして同じ問題を数回繰り返し解いて、その上で、少しレベルの高い問題に取り組み始め、基本の確認と応用力の養成を自分の状況に応じて往復させながら、入試本番までに「入試レベルの問題が解ける」ように間に合わせればよいのです。

 焦って難しい問題ばかりに力を入れても、自分が思うような結果は出てこないものですが、基本を振り返った上で改めて応用問題に取り組めば、これまで難しいと思っていた問題も少し頭を使うだけで簡単に解けてしまう、という経験をすることになるでしょう。

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